2018年1月31日(水)に公益社団法人東京共同住宅協会主催
「地主さん・家主さん必聴セミナー」に出席しました。
出席者は約150名位だと思います。かなり盛況で満席状態でした。
主に地主さんが多かったようで、60歳オーバーの出席者が約8割位だったと感じました。
セミナーは3部構成で各50分毎の講演でした。
第1部『空室問題はこれから深刻になる(今のうちにできること、大家さん10の注意点)』
第2部『売却でしくじらない!知っておくべき売却術』
第3部『地主さん・家主さん取引先との付き合い方、注意点とポイント』
結論から申し上げますと、非常に良いセミナーだったと感じました。
何が良いかと申しますと、
多くの会社様がおこなっている「自社、又は、自社物件」に誘導するセミナーではなかったので
第3者的な視線で客観的な情報を伝えて頂けるセミナーでした。
第1部のセミナー内容は、講師の先生もおっしゃっておりましたが、
地主さん・家主さんであれば再確認的な内容でもありました。
簡略に私が受けた感想としては
空室に対する対策として「スピーディーに、情報は多く、見栄えはキレイに」
という内容だったと感じました。
第2部のセミナー内容は、テクニック的な内容ではなく注意喚起的な内容でした。
簡略に私が受けた感想としては
売却前に「検査済み証・契約書の所持確認、分筆や室内改装には注意」
という内容だったと感じました。
第3部のセミナー内容は、非常に情報量の多い内容(全90ページの資料)で
約50分のセミナーでは講師の方がお伝えしたい内容の1/3位しか行えていない様でした。
そもそも、講師の方はこの協会の会長で、かなりの熱量をお持ちの方だと感じました。
簡略に私が受けた感想としては
賃貸事業を成功させるパートナーの方々(16種類に分類)の特徴やチェックポイントの把握、
そしてパートナーに対する地主さん・家主さんの姿勢(感謝など)や相談先の再確認が重要
という内容だったと感じました。
総括として、セミナーの内容は非常に良く、質も高い内容でした。
また勝手な憶測ですが、今回の講師の方々は過去に不動産会社に従事していましたが
会社に属する不自由(物件や提案など)や大家さんに対する最適な提案をできる環境を求めて
この協会に入会して加入している地主さん・家主さんに対して情報を発信している様に感じました。
立場や環境は違うかもしれませんが、同じ志を持つ仲間として
彼らは協会にて、そして私はもっと自由な立場の個人で、
賃貸事業を成功させるパートナーのひとつとして
これからも多くの方々に有益な情報を発信していきたいと再認識できた良いセミナーでした。