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重要なポイント③ 『 会社 』を見極める

重要なポイント③ 『 会社 』を見極める

不動産投資の魅力の一つに「不労収入」というものがあります。

これは「不労」=「全く」労働をしない、という事ではなく
実感として「ほぼ働いていない」に近い感覚だと思います。

本来であれば、自身で行わなければならない事を
不動産にかかわる各専門分野のプロ(会社)に任せる事で
自身の労力は少なく、しかしながら安定した収入を見込める事になります。

だからこそ、自身の労力の代わりをしてくれる各専門会社の見極めが重要となります。

~ 目次 ~
1: 不動産投資・賃貸経営にかかわる会社とは?
2: 良い売買(仲介)会社・悪い売買(仲介)会社の見分け方
3: 良い賃貸管理会社・悪い賃貸管理会社の見分け方
4: 良い建物管理会社・悪い建物管理会社の見分け方
5: まとめ

1: 不動産投資・賃貸経営にかかわる会社とは?

不動産投資とは、「購入」⇒「運営」⇒「売却」のサイクルとなります。

「購入時」または「売却時」にかかわる会社は『売買(仲介)会社』となります。

「運営時」にかかわる会社は『賃貸管理会社』『建物管理会社』となります。

ほかにも「内装工事会社」や「損害保険会社」もかかわったりすることもありますが
基本上記2社の管理会社に付帯しておりますのでこの章では割愛します。

つまり『売買(仲介)会社』『賃貸管理会社』『建物管理会社』の3社となります。

2: 良い売買(仲介)会社・悪い売買(仲介)会社の見分け方

皆様が不動産投資を検討する上で最初にかかわる会社となります。
そして、スタートされた多くの方が一番後悔しているポイントにもなるかと思います。

なぜなら、投資全般に至って「最初の投資」での「成功」or「失敗」は
大きなターニングポイントになるかと思っているからです。

では、どんな売買(仲介)会社であれば良いのか?悪いのか?
一概にこれが正解とは言えませんが
不動産業界にかかわる人や大家さんから多数共感を得た内容を記載させて頂きます。

≪1≫ 会社のHP(ホームページ)を閲覧

HP上には、何をメインに売買している会社なのか?が判断できるかと思います。
また、写真などが掲載されている場合は、会社の雰囲気なども判断できます。

特に人物が掲載されている場合は、服装・髪型・身に着けている物などを確認。
投資系不動産会社に多い、派手系・体育会系・高額系のイメージがする場合は要注意です。

大手・中小問わず、まずはどんな会社かイメージしてください。

≪2≫ 代表取締役や担当者の氏名でネット検索

賛否両論あるかと思いますが、検索して良かった、というケースがあるので。

こと不動産は高額商品になるので、世間でも詐欺的な事件も多かったりします。
自身でも「この人怪しいな~」と接して感じた業界人をネット検索した結果
被害者からの告発文が掲載されていたケースがありました。

賛否両論あるかと思いますが、あくまで可能性の一つとして判断して頂ければと思います。

≪3≫ 担当者の保有資格などを確認

不動産を仕事として扱っている方は
『宅地建物取引士』以前は『宅地建物取引主任者』)の資格を保有しているケースが多いです。
(詐欺予防の確認方法は「宅地建物取引士証」の提示を依頼して下さい)
ほかにも『ファイナンシャルプランニング技能士』の資格を保有している方も多いです。
(ちなみに上位から1級・2級・3級となります)

上記国家資格以外にも、不動産にかかわる民間資格もありますが
正直ピンからキリまでの資格内容であり、国家資格の方が上位かと思います。

要注意なのは、国家資格でも民間資格でもない「勝手に名称を付けている」ケースです。
名刺に箔を付ける為におこなっており、大体良くないケースが多いかと思います。

担当者の不動産の仕事に対する本気度の一因として、名刺などを確認して下さい。

≪4≫ 担当者の不動産投資スキルを確認

多くの不動産投資会社の営業マンは不動産投資を案内していながら
自身で不動産投資をしていない方が非常に多いです。

私自身も業界に10年以上従事しておりますが
兼業大家になってから広がった知識や経験が多数ありました。

簡単な話ですが
「不動産投資は良いですよ」と言っておきながら、「自身では行っていない」
という方は信頼に足るのでしょうか?

車の運転をしたことがない方から運転について教えて貰って安心できますか?

不動産投資の経験の有無が必須ではありませんが
自分の大切な財産を任せられるか、担当者の不動産投資スキルを確認して下さい。

不動産投資を検討する上で最初にかかわる会社となりますので
上記以外にも様々な観点から「自分の大切な財産を任せられるか」判断して下さい。

3: 良い賃貸管理会社・悪い賃貸管理会社の見分け方

2の売買(仲介)会社で記載の≪1≫~≪4≫と重複している点が多々ありますが
一番重要なのは、空室になった際の募集「提案」
進捗ごとの「報告・連絡・相談」の多さとなります。

賃貸募集の際には必ず数社連絡をして「提案」や「報連相」の多さを確認して下さい。

4: 良い建物管理会社・悪い建物管理会社の見分け方

2の売買(仲介)会社で記載の≪1≫~≪4≫と重複している点が多々ありますが
3社の中では一番まともな方が多い会社になるかと思います。

重要な点は、「長期修繕計画(表)」の有無と「修繕積立金」の総額になるかと思います。

怖いケースでいえば、一棟所有オーナーや連続理事長などの個人が
建物管理会社と結託して良くない運用をしていたケースなどがあります。

「長期修繕計画(表)」の有無や実行前に相見積もりの取得の有無など
正しい管理状況なのか?査定評価なのか?確認して下さい。

5: まとめ

不動産投資の魅力の一つ「不労収入」の恩恵を受けるためにも
不動産にかかわる各専門会社や担当者の見極めは非常に重要となります。

大切なポイントは
自分に代わって、自分の思い描く運営を行ってくれる会社や担当者
つまり、『ビジネスパートナーになり得るかの見極めとなります。

不動産投資でのリスクを極力減らすためにも
しっかりと『会社』を見極めてください。

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